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こんにちは、グレぴよです!
営業マン太郎VRは素人だけど、グレぴよの影響で少し勉強してみようと思ってるよ!初学にちょうど良い難易度の資格ってないかなぁ。



「VR技術者認定試験」がおすすめだよ!
僕も合格しているから、体験談も含めて解説するね!
VR・メタバース・空間コンピューティングが当たり前になる時代、VRを原理から語れる人材は確実に価値が高まります。少しでもVR分野に興味がある方は、本記事を参考にしてみてください。
- VR・メタバース分野の資格を探している人
- これからVR関連の仕事・研究をしたいと考えている学生・社会人
- 「VR技術者認定試験って何?難しいの?」と気になっている人
- 「VR技術者認定試験」の概要
- 「VR技術者認定試験」の難易度・対策
- 「VR技術者認定試験」の受験体験談


「VR技術者認定試験」とは?


「VR技術者認定試験(バーチャルリアリティ技術者認定試験)」は、VRに関する知識を体系的に学び、「VRを正しく理解し、技術をきちんと習得しているか」を認定することが目的の資格試験です。



日本バーチャルリアリティ学会が主催する資格試験で、2種類のコースがあるよ!
▶︎ 試験の種類
「VR技術者認定試験」には、セオリーコースとアプリケーションコースの2種類 があります。
- VRの基礎理論・歴史・人間の感覚・インタフェースなど
- 公式教科書『バーチャルリアリティ学』1〜4章が中心+関連参考書
- 複合現実感、テレイグジスタンス、VRコンテンツ、VRと社会など
- 公式教科書『バーチャルリアリティ学』5〜8章が中心+関連参考書
どちらか一方に合格すると
「バーチャルリアリティ技術者(Virtual Reality Specialist)」、
両方に合格すると
「上級バーチャルリアリティ技術者(Senior Virtual Reality Specialist)」と名乗ることができます。



名刺やプロフィールに書ける肩書きになるので、
VR・メタバース分野での差別化に使いやすい資格だよ!



特に英語表記がカッコいいね!
欲しいなぁ〜
▶︎ 試験形式と合格ライン
「VR技術者認定試験」の基本仕様は、以下の通りです。
- 試験形式:オンライン試験システム(自宅から受験)
- 試験時間:各コース 60分
- 問題形式:全問マークシート形式(記号選択)
- 合格基準:正答率 60%前後が目安



オンライン試験だから、安定したネット回線・Webカメラ付きPC・静かな環境 を用意する必要があるよ!



僕は一人暮らしだから自宅受験で問題ないかな!
▶︎ 試験の難易度・合格率
「VR技術者認定試験」の合格率は公式に公開されていません。
ただ、合格率は比較的高いのではないかと予想されています。



グレぴよから借りて教科書を読んでみたけど、理系大学の講義で使うような内容だね…! 正直ちんぷんかんぷんで不安になってきたよ…。



公式情報がないから僕の所感になるけど、「試験の内容はかなり難しい。だけど過去問と同じ問題が頻出されるため、合格自体は容易」という感じかな!
教科書の内容難しさに不安を感じる方も多いかと思いますが、間違いなく対策すれば合格できる資格なので、後述する勉強方法で挑戦してみることをオススメします。
「VR技術者認定試験」を取得するメリット・向いている人
続いて、「VR技術者認定試験」を取るメリットと向いている人をまとめました。
「VR技術者認定試験」は取得するべき資格!【メリット3選】
- VRを体系的に学べる
- 人間の感覚・知覚からインタフェース、社会実装まで「VRとは何か」を学術的かつ実務寄りに整理できる。
- これから伸びる分野に早期参入できる
- Vision Pro に代表される空間コンピューティングやメタバース市場は、今後も拡大が予想される。
- 早い段階で土台となる知識を持っておくことで、新しい技術が出ても「原理レベル」で理解しやすくなる。
- 名刺・プロフィールでの差別化になる
- 「上級VR技術者」「VR技術者」と肩書を書くだけで、初対面の会話のきっかけになる。
- 先端技術に対して前のめりで自己啓発に取り組む姿勢を、会社にアピールできる。



僕の会社ではVRに詳しい人がいないから、取得したら話題になりそう〜!
「VR技術者認定試験」はこんな人におすすめ!【向いている人4選】
- XR・メタバース領域で長くキャリアを築きたいエンジニア・クリエイター
- VR系の研究室に所属している/これから配属される学生
- VRサービスを扱う営業・PM・コンサルタント
- 今後伸びそうな分野の知識を深めたい人



僕の場合は、、、VRの資格って面白そう!だから取ったって感じかな。笑
「VR技術者認定試験」の対策【4選】



続いて、「VR技術者認定試験」に合格するための対策方法を紹介するよ!
① 公式の教科書を読みこむ
試験は、日本バーチャルリアリティ学会が編纂した公式の教科書『バーチャルリアリティ学』1冊がベースになっています。この教科書を徹底的に読み込むことが高得点に繋がるルートです。



kindle版が無いから紙本を読む必要があるけど、教科書本文の穴埋め問題も多いから、教科書を読むのは試験対策において非常に有効だよ!
教科書の構成は、下記の通りです。
| ▼セオリーコースの試験範囲 | ▼アプリケーションコースの範囲 |
|---|---|
| 第1章 バーチャルリアリティとは 第2章 ヒトと感覚 第3章 バーチャルリアリティ・インタフェース 第4章 バーチャル世界の構成手法 | 第5章 複合現実感 第6章 テレイグジスタンスと臨場感コミュニケーション 第7章 VRコンテンツ 第8章 VRと社会 |



教科書の前半4章と後半4章で、試験コースが2つに分かれているんだね!



中間テストと期末テストって感じかな!
さらに近年は、「バーチャルリアリティ学ライブラリ」シリーズの参考書2冊も、出題範囲に含まれるようになっています。
これら参考書は、内容全てが出題範囲となるわけではなく、試験の約1ヶ月前に開催される「VR技術者認定講習会」で紹介する部分のみが出題されます。



試験に申し込むと、講習会の案内は後日メールで届くよ!
試験に出る部分を教えてくれるようなものだから、絶対参加した方がいいです!
でも講習会の参加にもお金がかかるから、僕は参加しませんでした。笑
- 教科書の執筆者や第一線の研究者による解説が聞ける
- 難解な理論も、スライドやデモ動画を使って直感的に理解しやすい
- 講習会で使ったスライド資料を後から復習に使える
「テキストを読んでも正直よく分からない…」という方は、公式の講習会を受けた方がタイパが良いケースも多いです。また、試験で満点を狙う方は必ず参加しましょう。



悩むなぁ…。まずは教科書をベースに勉強してみて、不安だったら講習会の参加も検討しようかな。
② 過去問を解く


「VR技術者認定試験」は、公式HPにて過去問が全て無料で開示されています。
参考書で情報をインプットした後は、自分が理解できているかどうかを確認するために、過去問で演習(アウトプット)しましょう。



「VR技術者認定試験」は過去問と同じ問題が頻出されるから、合格に向けて過去問演習は必須で取り組むべきだよ!
③ 実際にVRヘッドセットを使ってみる
参考書を読むだけでは、どうしてもイメージしにくい内容があります。
実機を操作することで、バーチャルリアリティの仕組みがよく理解できて、応用的な問題が出題された際の対応力も高まります。



初めてVRヘッドセットを試すなら「Meta Quest 3S」がオススメだよ!いきなり購入はハードルが高ければ、レンタルの選択肢もあり。座学だけなく実機を触ってみることを強くオススメします!






④ YouTubeやオンライン講座を活用する
実機を購入できない場合、Youtube等の動画コンテンツが大変参考になります。
仕組みや操作方法を解説する動画が多数あり、視覚的に学べる点で初心者にも分かりやすいです。
実際に「VR技術者認定試験」を受験した体験談
【筆者の実例】「VR技術者認定試験」の勉強方法



それで、グレぴよはどんな方法で「VR技術者認定試験」に合格したの?



僕も最初は素人だったからね!
実際に取り組んだ勉強の流れは、下記の通りだよ!
まずは、Googleで
『VR技術者認定試験 体験談』、
『VR技術者認定試験 難易度』、
『VR技術者認定試験 対策』といったキーワードで検索を実施しました。
上位でヒットしたブログ記事に目を通すことで、試験の概要や勉強に必要な期間を把握することができました。



まずは情報収集からだよね!
①試験は公式の教科書から出題される
②公式の教科書以外で、初学者にちょうど良さそうな難易度の参考書が見当たらない
この2つの理由から、公式の参考書を中心に学習することを決めました。



僕は新品の本が好きだから、Amazonでポチッと購入したよ!
筆者は通常、参考書を2周読んで理解を深めるケースが多いのですが、
この教科書は想像以上に難易度が高く、大まかな内容のみ掴むことを目的として1周ザッと読むだけにしました。



理系大学の講義で使う本っていう感じで、完全な初心者には難解だと思います!
教科書の内容が難しいため、過去問で繰り返し問題を解きながら理解を深める戦略に切り替えました。
VR技術者認定試験は2010年から始まり、以降すべての過去問が公式HPで公開されているため、十分な量の問題演習が可能です。



僕は古い過去問から順番に取り組んでいったよ!
最初は全然分からないので、教科書や生成AI(ChatGPT)で調べながら解答していきました。
筆者の場合、学習はiPadで実施しています。
ノートアプリ「Goodnotes」に過去問をアップロードして、Apple Pencilで自由に書き込みます。





iPadだったら何度も自由に書き込めるから、問題演習に最適そうだね!
過去問をこなすと分かることなのですが、VR技術者認定試験は同じ問題が何度も使いまわされる傾向があります。



最初は全然解けなかったけど、同じ問題が多いから次第に正答できるようになっていきました!
ここまでの勉強内容で、概ね合格ラインの知識は身についていると思いつつ、最後に追い込みを実施しました。
試験開始時刻の直前1〜2時間ほどを空けておき、その時間で『試験によく出る重要部分』、『自分の苦手な部分』、『暗記が追いついていない部分』を中心として参考書&過去問に目を通します。



直前に目を通して何となく覚えた部分が、実際に試験で出題されたりするよね!
『STEP1〜4』で1週間ほど。勉強時間をどれだけ確保できるかにもよりますが、試験前1週間からの勉強でも十分間に合う学習量だと思います。



実際の経験談はとても参考になるよ!グレぴよの勉強方法を参考に、僕も頑張ろうっと!
あと、試験当日の様子が詳しく知りたいなぁ。
【筆者の実例】試験当日の様子
VR技術者認定試験は、自分のパソコンを用いて受験するオンライン試験であり、筆者は自宅で受験しました。



安定したネット回線・Webカメラ付きPC・静かな環境 が揃っていれば、どこで受験してもOKだよ!
事前にメールで送付されるリンクにアクセスし、利用環境チェックや練習問題を経て、本試験開始です。





テストセンターで受験したことがある人だったらイメージしやすいと思うけど、一般的なCBT試験と同じような感じでした!



自宅で受験できるのは気軽でいいね!
おかげさまで、受験時の様子が具体的にイメージできるようになったよ!
合否結果について、受験直後には分からない仕様となっており、約1ヶ月半後に学会HP上と個別メールにて通知される運びでした。また、合格者には認定証が郵送されました。
VR技術者認定試験に関する『よくある質問』
- UnityやC#のスキルは必須?
-
いいえ。プログラミング試験ではありません。
この試験は、
- VRの歴史
- 人間の知覚・感覚
- インタフェース設計
- VRと社会・倫理
といった理論・概念・仕組みを問う内容です。
UnityやC#での実装スキルを直接問う試験ではないため、「VRコンテンツ制作の手順を学ぶ資格」と考えると少しズレます。
- 資格の有効期限はある?
-
現時点では更新制度や更新料はなく、「一度合格すればOK」の資格とされています。
- どのコースから受けるべき?
-
どちらからでもOKですが、下記をオススメします。
- VR初心者・基礎から学びたい → セオリーコースから
- すでにVRの基礎理論はある程度わかる → 興味のある方から受験でも可
試験頻度が少ないため、試験日が近い方のコースから受験する、という考え方でも良いかもしれません。
まとめ:VR時代の「教養としての1資格」
最後に、本記事のポイントを簡単に振り返ります。
- VR技術者認定試験はセオリー/アプリケーションの2コース制で、両方合格すると上級VR技術者
- 試験はオンライン・60分・マークシート式で、合格ラインは正答率60%前後
- 内容は理系大学レベルだが、過去問と同じ問題が頻出されるため、合格自体は容易
- 勉強の軸は、教科書『バーチャルリアリティ学』+過去問



「VR技術者認定試験」は、僕のようなVR初学者に最適な資格だと理解できたよ!



どんな分野も、ある程度知識があった方がその面白さにより気付けるようになると思うよ!一緒に勉強がんばろう🔥
「VR技術者認定試験」は、対策すれば必ず合格できる資格試験です。
公式参考書や過去問を活用したり、実際にVRヘッドセット(Meta Quest 3Sなど)を使ってみたりすることで、効率的に知識を習得できます。


この記事が、これから受験を考えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
以上、グレぴよでした!










