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こんにちは、グレぴよです!
僕も使っている「Bambu Lab A1 mini」は、初心者に最もおすすめの家庭用3Dプリンターだよ。その理由を説明します!
実際に「Bambu Lab A1 mini」を開封レビューした記事は、こちらをご覧ください。
- 「Bambu Lab A1 mini」のメリット及びデメリット
- 「Bambu Lab社」の強み
- 「Bambu Lab A1 mini」で初心者がテスト印刷してみた結果
「Bambu Lab A1 mini」とは?
「Bambu Lab A1 mini」とは、Bambu Lab社が販売する「A1 mini」というエントリーモデルの家庭用3Dプリンターのことです。
Bambu Lab社は、近年急速に注目を集めている新進気鋭の3Dプリンターメーカーで、下記のような強みがあると言われています。
- 【高い技術力】:特に高速印刷と自動化の技術が秀でており、確かな競合優位性に繋がっています。
- 【競争力のある価格設定】:同等クラスの他社製品と比較して価格が安く抑えられており、コストパフォーマンスが高くなっています。
- 【ユーザーフレンドリーな設計】:初心者からプロまで幅広い層に対応する製品・サービスを展開しています。例えば、専用ソフトウェア「Bambu Studio」は、シンプルで直感的なインターフェースを持ちながら、細かい設定やカスタマイズも可能です。
Bambu Lab社は会社の歴史こそ浅いけど、初心者からプロまで幅広い層の胸を打つ魅力的な製品・サービスが特徴的だよ!
そんなBambu Lab社の数ある製品の中でも、最もコストパフォーマンスが高いと話題の「A1 mini」について、詳しく紹介していきます。
「Bambu Lab A1 mini」のメリット【5選】
まずは「A1 mini」の良い点について紹介します。
①コンパクトで扱いやすい
縦・横・奥行のそれぞれが40 cm以下で収まるコンパクトなサイズ感。これなら家庭内の置き場所をすぐに確保できそうです。
僕も現物を見た時に「コンパクトだなぁ〜」と感じたよ!「A1 mini」という商品名がしっくりくるね。
本体重量は5.5 kg。低重心でプリント時の安定感を担保しつつ、女性でも簡単に移動させられる重さです。
この扱いやすさは、特に3Dプリンター初心者の方にとって安心感に繋がると思います。
- 3Dプリンターのために広い置き場所は確保できない…
- 大きくて重い機械を取り扱う自信がない…
「A1 mini」は、このような方にもオススメできる3Dプリンターです!
②家電のような簡単仕様
一昔前の3Dプリンターとは一線を画す特徴が「まるで家電のような簡単仕様」である点です。
ほとんど組み立て済みで届く
- 輸送時にプリンターの各パーツが動かないように固定されているため、付属の六角レンチで外す
- 原料であるフィラメントをプリンター本体へ接続する
納品後に発生する作業は大まかにこの程度です。他社製品は組み立てが必要なものも多いですが、「A1 mini」は殆ど完成品として届きます。
3Dプリンターを触ったこともない僕でも、この程度の作業なら何とかなりそうな気がしてくるよ。
キャリブレーションが全自動
3Dプリンターには、ノイズキャンセリングや振動補正、レベリング、Zオフセット、流量補正… といった各種キャリブレーション機能が備わっています。このキャリブレーションを手動で実行しようと思うと、使用者側にそれなりの理解が求められます。
「A1 mini」は、これらのキャリブレーションを完全オートで実行できます。
ノズル交換も簡単
3Dプリンターに慣れてくると、原料であるフィラメントの種類に応じて、または造形物のサイズや形状に応じて、ノズルを変更したくなります。
3Dプリンターに慣れてくると、誰もが通る道だよ!
「A1 mini」のノズルは、ネジではなくマグネットを利用して固定されています。故に、ノズルの取り外しが簡単です。
ノズルはデフォルトで0.4 mmが付属していますが、0.2 mmや0.8 mmなど幅広い直径に対応できます。
他社で同価格帯の家庭用3Dプリンター「Creality Ender3 V3 KE」も良さそうで僕は悩んだけど、組み立てやキャリブレーション、ノズル交換が少々手間そうで、初心者的にはより簡単仕様な「A1 mini」の方がいいなぁ〜と感じたよ!
③高性能なのに安い
高速プリントが可能
コンパクトで扱いやすく、家電のような簡単仕様が特徴的な「A1 mini」は、なんと最大速度500 mm/s の高速プリンターです。
この速度は、Bambu Lab社の上位機種「X1-Carbon」や「P1S」と変わりません。
最大加速度こそ上位機種に劣りますが、3万円台のエントリーモデルとは思えない高速スペックです。
簡単に操作できても、プリント能力が低いと結局使わなくなっちゃいそうだから、スペックが高い点は魅力的だね!
カメラが標準搭載 & Wi-Fi対応
さらに、エントリーモデルとは思えないことに、「A1 mini」にはモニタリングカメラが標準搭載されています。
同価格帯の他社製品で、モニタリングカメラが標準搭載されている機種は見当たりません。
多少カクツキはあるものの、外出先からでもプリントが順調に進んでいるかどうかをスマホで確認できるよ!
Wi-Fi接続にもしっかりと対応。3Dデータを物理的にUSBやmicro SDカードで持ち運ぶことなく、パソコンやスマホから直接3Dプリンターへ送信し、印刷を開始できます。
また、Wi-Fi接続のおかげでファームウェアの更新も簡単。最新機能へ簡単にアップデートできます。
今やWi-Fi接続は当たり前の時代で、USBでデータを運ぶのは結構面倒に感じるから、こういう大事な機能も見落とさないようにしたいね!
タッチパネルに対応
「A1 mini」のスクリーンは、カラー表示で、直感的に操作できるユーザーフレンドリーなタッチパネルです。
日本語にもしっかり対応しています。
同価格帯の他社製品だと、モノクロのスクリーンやノブ式だったりするよ!
④周辺ソフトウェアが優秀
これはBambu Lab社の3Dプリンター製品全てに共通するメリットですが、周辺ソフトウェアが非常に優秀です。
プラットフォーム「MakerWorld」
「MakerWorld」は、無料の3Dモデルを好きなだけダウンロードすることができるプラットフォームです。
ブラウザもしくは後述のスマホアプリ「Bambu Handy」で、簡単にアクセスできます。
3Dモデリングができない僕のような初心者でも安心だ!
色んな3Dモデルを眺めてはブックマークするのが楽しくて、隙間時間はSNSよりも「MakerWorld」を見るようになったよ。笑
スマホアプリ「Bambu Handy」
「Bambu Handy」アプリを使えば、スマホで「MakerWorld」の3Dモデルを閲覧できるほか、3Dプリンターの印刷進捗をモニタリングすることもできます。
スライサーソフト「Bambu Studio」
「Bambu Studio」 は、スライサーの役割を果たすソフトウェアです。
スライサーとは、3Dモデルのデータをプリンターが実際に印刷できる形式に変換するソフトウェアのこと。
3Dモデルを薄い層(レイヤー)に分割し、それぞれのレイヤーごとの動作をプリンターに指示します。この指示に基づいて、3Dプリンターはモデルを一層ずつ積み上げていきます。
直感的な操作が可能で、スライサーを初めて触るような初心者でも簡単に3Dプリントを開始させることができます。
また、「Bambu Studio」は、マルチマテリアルへ対応しており、複数の色や異なる材料を使用した3Dプリントが可能です。さらには、AIによるエラー検知、クラウド連携などの機能も含まれています。
初心者だけでなく、ベテランユーザーからの評判も良い点が魅力的だよね!
「Bambu Studio」の使い方については、下記記事を参考にしてください。
⑤AMS lite併用でマルチカラー印刷が可能
「AMS lite(Automatic Material System Lite)」というオプション品を購入すると、最大4色のマルチカラー印刷が可能になります。
ただ結構場所を取るから、コンパクトで取り扱いやすい「A1 mini」の良さが減ってしまうような気もするんだよな。後で購入追加するのでも全く問題ないから、最初は買わなくてもいいかもね!
「Bambu Lab A1 mini」のデメリット【3選】
次に「A1 mini」の気になる点について紹介します。
①印刷可能サイズがやや小さい
プリント可能なサイズは、幅・奥行・高さの各辺180 mmまで。
標準的なサイズは各辺220〜260 mm程であり、「A1 mini」のプリントサイズはやや小さめと言えます。
「A1 mini」はコンパクトだから、仕方ないデメリットだね。1辺が18 cmを超えるぐらい大きなものを印刷する予定がなければ、全く問題ないよ!
②使用可能なフィラメントの種類がやや少ない
「A1 mini」が扱うことのできるフィラメント(プリント材料)の種類は下記の通りです。
- PLA
- PETG
- TPU ※AMS lite併用時は非推奨
- ABS
- カーボンファイバー系
- ガラスファイバー系
PLAやPETGといった、最も一般的なフィラメントは問題なく使用可能。「AMS lite」を併用しなければ、柔らかい材料のTPUも印刷対応します。
一方で、ABSやカーボン/ガラスファイバー系フィラメントには対応していません。
PLAとPETGに対応してくれれば正直困らないけど、他材料に拘りがある方は気をつけた方が良さそうだね!
③密閉性が無くフィラメントが吸湿しやすい
原料のフィラメントは湿気に弱く、水分を吸収すると印刷中にフィラメントが破裂したり、表面が荒くなったりで、印刷品質が低下してしまいます。
「A1 mini」にはフィラメントを密閉するスペースが無く、普通に使用しているとフィラメントが吸湿しやすいです。
日本は多湿環境だから、フィラメントの吸湿対策は必須だよ!僕はフィラメント乾燥機の中に乾燥剤も入れて、万全に対策しています!
3Dプリンター初心者が「Bambu Lab A1 mini」で印刷してみた結果
試しに色々と印刷してみたよ!
「A1 mini」に付属のmicroSDカード内に入っていたデータを使用。タッチパネルのボタンだけで印刷できました。プリント品をプレートから剥がす際に使用する「スクレーパー」です。
「A1 mini」から印刷前に排出されるフィラメントのゴミを回収する「ゴミ箱」。印刷の設定が適切でなく、潰れてしまった部分があります。
独創的な形状の「工具入れ」です。綺麗に印刷できました!ペン立てにも使えそうですね。
「Apple Watchの充電置き」です。これもいい感じ!
以前の記事で3Dモデリングした「グレぴよ」を3Dプリントしてみました。サポートを外す際に足が取れてしまいましたが、細かい描写まで非常に綺麗です。
まとめ:初心者は「Bambu Lab A1 mini」を購入しておけば間違いない!
「A1 mini」は、初心者が安心して購入できるコスパ抜群機種です!
- コンパクトで扱いやすい
- 家電のような簡単仕様
- 高性能なのに安い
- 周辺ソフトウェアが優秀
- AMS lite併用でマルチカラー印刷が可能
- 印刷可能サイズがやや小さい
- 使用可能なフィラメントの種類がやや少ない
- 密閉性が無くフィラメントが吸湿しやすい
評判の良さからユーザー数が多く、調べればトラブル時の対処法が見つかりやすいのも嬉しいポイントだよね!
この記事が皆様の参考になっていれば幸いです。
以上、グレぴよでした!
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